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カテゴリー: 結婚準備
両家が一堂に会して行う「顔合わせ食事会」は、結納前や結納の代わりに、親睦を深める目的で行います。両家がせっかく予定を合わせて集まる場になるので、思い出に残る会にしましょう。顔合わせ食事会はお互いの人となりを知るチャンスでもあり、ただ食事をして終わらないよう、会話を楽しむことが必要です。
ここでは準備の進め方や、食事会当日の流れを紹介します。しっかり準備をして、実りある食事会になるようにしましょう。
両家が顔を合わせて一緒に食事をし、親睦を深めるのが「顔合わせ食事会」です。結婚式の前に一緒に食事をすることは知っていたけど、具体的な進め方が分からないという人も多いはず。ここでは顔合わせ食事会の意味や大まかな内容を押さえておきましょう。
それぞれの親を紹介する意味合いがあり、食事をしながら会話をして親睦を深めることが目的です。結納の儀式前や結納の代わりに行うことが多く、結婚前にお互いの家族を知る機会になります。
結婚する男女にその両親が加わり、合計6名で行うことが一般的です。ただし出席者に決まりはありません。兄弟を交えて「家族ぐるみ」で顔合わせ食事会をするのも素敵ではないでしょうか。
当日の進行は、結婚する2人がリードして進めるのが一般的です。初対面の人同士は何を話せばいいか戸惑ってしまうものなので、2人が率先して場を仕切りましょう。
顔合わせ食事会は2時間半~3時間くらいが目安です。プログラムの内容に応じて所要時間も変動します。プログラムの内容に決まりはないので、2人にとって無理のない進め方にしましょう。
また当日を迎える前にリハーサルをして、流れやあいさつなどをシミュレーションしておくと、およその所要時間が分かります。
儀式的な会ではないため、プログラムの内容だけでなく、顔合わせ食事会自体をやるかどうかについても自由に決められます。結納を行うため顔合わせ食事会は必要ないと考えるケースや、結婚式まで都合が付かない場合などは、無理に行う必要はありません。
スタイルもカジュアルから結納に近い改まった雰囲気までさまざまです。自分たちの意思や両親の意向を踏まえて、当日の流れを考えるようにしましょう。
2人で協力して準備するとしても、段取り良く進めたいもの。お店の検討から当日の段取りまで、準備することは多岐にわたります。思い出に残る顔合わせ食事会にするためには、準備の仕方やポイントを押さえておくことが大切です。
顔合わせ食事会の平均費用は、およそ3~6万円になることが多いようです。昼食と夕食で価格帯が異なりますし、料理の種類・品数によって金額は変動しますが、1人につき5千~1万円と考えます。人数は自分たち2人にそれぞれの両親を加えて6名なので、多くとも10万円になると想定しておけば十分でしょう。
費用の支払いについては、事前に話し合って決めておきましょう。2人が両親をおもてなしする意味で支払ったり、両家で折半したりすることが一般的です。結納をしない代わりとして男性側が持つこともあります。
交通費はそれぞれが負担する形で構いません。どちらか一方が遠方の場合は、交通費や宿泊費も含めて、同程度の金額になるように配慮しましょう。
顔合わせ食事会は結婚式の6~3カ月前に行うのが一般的です。両親が日柄を気にするようであれば、その意向をくんであげましょう。大安・友引などの吉日を選ぶと間違いありません。
開催場所は、男性側が女性側の地域に赴くのが一般的です。しかし両家がお互いに離れている場合は、両家の中間地点になる場所や、2人が暮らしている土地で行うこともあります。
食事をするお店を選ぶポイントは、料理や雰囲気が好みに合うこと、迷わずに来られる立地であること、ゆっくり話せる個室があることです。
希望日の2カ月前にはお店の下見や相談に取り掛かり、遅くとも3週間前には予約を済ませておきましょう。人気のお店は希望日時に個室が予約できない場合もあるので、余裕を持って早めに行動しましょう。
当日はセミフォーマルか、それよりかしこまった服装を心掛けましょう。食事会だからといって、あまりにもカジュアルな服装は好ましくありません。
女性は膝が隠れる丈のワンピースやスカートに、ジャケットを羽織るといいでしょう。ジュエリーを着ける場合は小ぶりなものを選び、派手にならないようにしましょう。お店の雰囲気によっては、振り袖を着ることも可能です。
男性・父親は礼服またはダークスーツを着用し、ネクタイは派手すぎないものにします。清潔感を大切に、スーツに合わせる小物にも気を配りましょう。
母親は結婚する女性より目立たないような服装を心掛け、スカートやワンピースを着用します。
また両家で服装に差が出ないよう、何を着るかを事前に取り決めておくことも大切です。
手土産は余裕をもって、顔合わせ食事会の前日までに用意しておきます。両家で金額に差が出ないように、あらかじめ予算を決めておきましょう。そしてどのような物を持参するか、それぞれの両親と話し合っておくとスムーズです。
持参するものは地元のお菓子や名産品が一般的です。ただし日持ちがしないものや壊れやすいもの、重たいものなどは相手に迷惑をかけてしまうので、避けるようにしてください。
顔合わせ食事会の場で、婚約指輪などの婚約記念品を贈り合うこともあります。婚約記念品は必ず用意すべきものではありませんが、お披露目すると場が盛り上がります。
男性は婚約指輪を贈り、女性は腕時計やスーツなどを贈ることが多いです。指輪はその場ではめて見せてもいいですし、腕時計やスーツは当日に着用してもいいでしょう。
決まりはありませんが、定番の流れを確認しておきましょう。当日緊張しないようにシミュレーションしておくことも効果的です。
たとえ緊張して予定通りに進められなくても、両家のご両親は見守ってくれるものです。あまり心配せずに当日を迎えるようにしてください。
当日は、両親と一緒に会場に向かいましょう。先に両親たちだけで顔を合わせてしまうと、会話に困ってしまいます。遠方から両親が来る場合は駅や空港など、分かりやすい場所で待ち合わせするのがおすすめです。
お店には予約時間の5分前を目安に着くようにして、会場に着いたら予約した部屋までエスコートしてあげましょう。
席順は上座から父親、母親の順番で、入り口に近い方に女性側が座ります。男性側は入り口から遠い席です。ただしこの席順は決まりではないので、より年配の人が上座に座ることもあります。
全員が着席して一呼吸おいたら、顔合わせ食事会開始のあいさつをします。あいさつは可能であれば男性本人がしましょう。緊張するかもしれませんが、将来への覚悟を表すことができるのでおすすめです。難しい場合は男性側の父親でも構いません。
あいさつはあまり難しく考えず、簡単なもので十分です。
【あいさつの例】
「本日は私たち2人の婚約にあたり、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。」
結婚する2人から、お互いの家族を紹介します。まず男性側から紹介し、女性側が続けます。
【紹介の例】
「はじめに私から両親の紹介をします。父の〇〇です、そして隣にいますのが母の〇〇です。」
両親を紹介するときには、趣味や最近の出来事など、場の和むような話題を交えて話してみましょう。
簡単なプロフィールカードを手作りして、席に置いておくのも効果的です。両親の名前や年齢、職業に加えて、出身地や好きな食べ物などを記載して人数分印刷しておきます。話題も振りやすくなり、会話が盛り上がるはずです。同席していない兄弟やペットなどの紹介をするのもいいでしょう。写真付きならさらに分かりやすく、手元に残るので後々読み返すことができます。
それぞれの両親が相手の男性・女性を引き立て、結婚へ賛成していることを示します。父親が主導して話し、母親はそれに賛同するように話を進める流れが一般的です。
食事を始める前に、両親に婚約記念品をお披露目します。婚約記念品として婚約指輪を用意しているカップルは多いでしょう。
ここで注意をしたいのは、お披露目の途中で料理が運ばれてくると、会話が中断されてしまうことです。婚約記念品を披露した後に料理が運ばれてくるように、お店側と段取りを共有しておきましょう。
乾杯のあいさつは、男性本人かその父親が行います。どちらが行うかは事前に決めておきましょう。
乾杯をしたら、歓談しながらゆっくり食事をしましょう。飲み物のおかわりなども、2人が気を利かせてあげてください。
2人はお酒を飲み過すぎないように注意しましょう。酔いが回ってしまうと、食事会の進行に影響が出る可能性があります。
食事をしながらの歓談は、両家の親睦を深めるために重要です。2人が中心となって積極的に会話をしましょう。
会話が盛り上がるように、幾つか話題を用意しておくのがおすすめです。ただし政治や宗教など、個人の思想が反映されやすい話題は避けましょう。また、自分自身や家族の自慢話ばかりをするのも印象が良くありません。多少であれば場も盛り上がりますが、あまりにも多いと、相手の気分を害する恐れがあるので注意しましょう。
記念撮影におすすめのタイミングは、食事の前後で2回あります。
食事が始まる前に撮影すると、お酒で顔が赤くなるのを気にせず済みます。服装や化粧も整っているので、引き締まった空気のまま撮影することができます。
食事の後の撮影もおすすめです。会計をする流れでお店のスタッフに撮影を依頼すれば、スムーズに記念撮影ができます。歓談で打ち解けた後なので、より和やかな雰囲気で撮影が行えるでしょう。
写真を撮る場合は、事前に両親に伝えておくとスムーズです。
最後のあいさつは、男性本人か男性側の父親が行います。
もしくは結婚する2人が行っても構いません。これからの決意やこれまでの感謝の気持ちを両親に伝えるようなあいさつをすると、礼儀正しい印象を持ってもらえます。
演出として、それぞれの母親に小さな花束などを贈っても喜んでもらえます。
【あいさつの例】
「本日は私たちのためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。ご面倒をおかけすることもあるかと存じますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。」
二次会は必須ではありませんが、会話が盛り上がりもっと話したいと感じる場合もあるでしょう。
急にそのような流れになっても対応できるよう、いくつか店の候補を考えておきましょう。顔合わせ食事会の会場から近いお店にし、分かりにくい場所の店は避けるようにしましょう。
お店は自分たちがイメージする食事会の雰囲気に合わせて、選ぶようにしましょう。
改まった雰囲気を目指す場合は、格式の高いホテルや料亭の個室が適しています。会話が弾むようにカジュアルな雰囲気にするなら、レストランの個室がおすすめです。
食材の好みやアレルギーにも配慮してもらえるかも確認してください。
料亭の個室は趣があり、かしこまった雰囲気で顔合わせ食事会ができます。両親の世代が落ち着いて食事できるのもポイント。結納を兼ねて顔合わせ食事会を行う場合にもおすすめです。
料亭よりもカジュアルに食事を楽しむなら、ホテルのレストランがおすすめです。
1つのホテル内でもレストランによって印象が異なるので、ホテル側にイメージを伝えて見繕ってもらうといいでしょう。
慶事専門のスタッフもいるので、当日の流れや座席のセッティングなどを相談できる場合があります。当日も進行に配慮してくれたりするので安心です。
中華料理店も縁起ごとを大切にした料理を出してくれるので、顔合わせ食事会にぴったりです。格式張らずに会話を楽しめるでしょう。
外見が美しい料理も多く、気分が高まるのも魅力です。注意点として、円卓を回して大皿でシェアする料理は避け、1人分ずつ提供される形式にしましょう。
歓談の際に何を話せばいいか、困る場合もあるかもしれません。会話が盛り上がり、お互いのことを知れるような話題がベストです。ここでは、歓談におすすめの話題を紹介します。
2人の子どもの頃の話はとても盛り上がります。「小さい頃は〇〇が好きで、いつもそれで遊んでいました。〇〇さん(結婚相手)はどうでしたか?」のように自分の話をしつつ、相手にも質問してみましょう。好きだったものや兄弟との思い出話、子どもらしい心温まるエピソードがおすすめです。
相手のご両親にも、「〇〇さんは小さい頃、どんなお子さんでしたか?」などと聞いてみましょう。アルバムなどを持参して、みんなに見てもらうのも会話が弾みます。
それぞれの両親が同世代であるケースは多いものです。両親の若い頃の話を聞いてみると、意外と面白いかもしれません。両家で「昔はそうだった。懐かしい!」と盛り上がれば、親近感も沸くでしょう。
両家の出身地や住んでいる地域が異なるなら、地域の風習や観光名所、特産品などを話題にしてみてください。例えば「私たちの住んでいる地域の名物は〇〇ですが、食べたことはありますか?」などを会話の切り口にしてみてはどうでしょうか。自分の知らない土地の話は興味深いものです。
趣味の話も話題にはピッタリです。特別な趣味はなくても、例えば「最近夢中になっているTVドラマ」などの身近な話題でも楽しめるでしょう。
ペットも大切な家族の一員です。ペットを飼っているなら、ぜひ話題にしてみましょう。
「そういえば、そちらでは犬を飼ってらっしゃるんですよね。犬種は何ですか?」のように話をふってみてください。日頃から愛情を注いでいるペットに興味を持ってもらえると、嬉しいものです。
両親は2人の結婚式の予定や、新婚旅行・結婚生活についても気になるはずなので、話題にするのも手です。
「新婚旅行をどこにしようか考えている最中なのですが、お義母さんたちは、どちらに行かれたのですか?」のように話を切り出してみてください。
両家での食事会というとどうしても身構えてしまいそうですが、大事な両親のおもてなしになります。当日は両親が楽しく過ごせるよう「心配り」を忘れずに、記憶に残る食事会にしましょう。
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