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セッティング(石留め) (せってぃんぐ)


セッティングとは

セッティングとは、リングやアーム宝石を留めることで、日本では「石留め」と呼びます。セッティングはリングづくりの中でも、職人の腕の見せどころ。付け心地や強度、耐久性に関わる非常に重要な工程です。同じ宝石を使っていても、セッティング1つでデザインがガラリと変わります。婚約指輪を選ぶ際には宝石や地金の素材などに目が行きがちですが、セッティングも重要なポイントです。

セッティングには、たて、カテドラルセッティング、テンションセッティングなどさまざまな種類があります。

セッティングの種類

たて
宝石をリングに埋め込まず、小さな「爪」で立てる形のデザイン。婚約指輪では一番メジャーなスタイルです。爪のような台座に宝石を置くことで、間から光が差し込み宝石の輝きが増します。特に婚約指輪だと宝石はダイヤモンドをあしらうことが多いので、指輪の美しさが引き立つでしょう。4点、もしくは6点の爪で支えるデザインが代表的ですが、6点留めのセッティングは「ティファニーセッティング」と呼ばれています。

カテドラルセッティング
宝石を高い位置に持ち上げ、両脇をスロープで支えるセッティング。たて爪に似ていますが、より安定感があります。カテドラルセッティングは、横から見ても宝石の美しさが際立つデザインです。

テンションセッティング
テンションセッティングは、宝石を左右から挟むデザインで、宝石が浮いているように見えるのが特徴です。下からも光が差し込むため、他とは少し違う輝きを楽しむことができます。爪のない独特のデザインは個性的ですが、強い力で宝石を留めるために重厚感のあるデザインになりやすく、やや好みが分かれます。

ベゼルセッティング(覆輪留め)
べゼルセッティングとは、たて爪の代わりに地金で宝石を囲んで石を留めるセッティング方法で、覆輪留めと呼ぶこともあります。周りを地金で覆ってしまうため、輝きは弱くなってしまいますが、クラッシックな印象を与えられるデザインです。

伏せこみ
台座を作らず、そのまま指輪に穴をあけて埋め込む形だと、伏せ込みというセッティングになります。ベゼルセッティングと作りは似ていますが、高さや立体感がないため印象はよりシンプル。伏せこみは、1つのリングに複数の石を留めることもできるので、エタニティリングに使われています。

チャネルセッティング(レール留め)
チャネルセッティングは、レールのような2本の地金の間に宝石を連続ではめ込むデザインです。そのため、レール留めや側溝留めともいいます。高さや立体感はありませんが、連続で宝石が並ぶため、非常にゴージャスな指輪になります。使う宝石が角石の場合、ガブリエル留めといいます。

パヴェセッティング
パヴェセッティングでは、石を敷き詰めたように宝石を埋め込むセッティングです。その様子がまるで石畳のようなので、フランス語で石畳を意味する「パヴェ」という名前がつけられました。宝石が密集しているので、ゴージャスな印象を与えることができます。
他にも、バーセッティング、フラッシュセッティング、玉留め、ます留め、はさみ留め、彫り留めなど、さまざまなセッティング方法があります。

セッティングされている指輪の修理

サイズ直しは可能?
基本的にサイズを直すことはできますが、シルバーやピンクゴールドなどの素材は加工するとひびが入ったり、割れたりする可能性のあるで注意が必要です。
ただ、指輪の腕に小粒の石がちりばめられているようなタイプやハーフエタニティタイプは石が外れてしまう可能性があるため、2サイズ程度のアップダウンにすることをお勧めします。
また、フルエタニティタイプはサイズ直しができません。

セッティングの状態の確認の仕方は?
知らないうちに石が紛失することのないように、石を留めている爪が起き上がったり折れたりしていないかを日常的に確認することをお勧めします。
また、爪に異常がなさそうでも、念のため石に触れてみて石が動くようであれば、加工し直す必要がある場合もあります。

セッティングの方法は?
ペンチのような形の「石留めヤットコ」という道具や、細く平らな棒のような「タガネ」という道具を使い、石を留めます。
また、ルーペで細かい箇所を確認しながらスリ板を用いて地金を固定させたり、アテ布で傷を防いだりしながら加工します。
セッティングは加工中に石を紛失したり、キズをつけたりする可能性も稀にあるので、細心の注意が必要とされる作業です。

セッティングには接着剤が使用されている?
ジュエリー加工に適したエポキシ系2液という接着剤を使うこともあります。他の接着剤でも留められないことはありませんが、つけると石が変色し、せっかくの美しい色合いが台無しになる可能性もあります。
ちなみに接着剤が使用される留め方は、主に真珠やサンゴの球状の石を留める芯留めです。

セッティングで注意が必要な石について

キズがつきやすい石は?
加工中に何らかの衝撃を与えてしまうと、傷つきやすい石であれば傷がついてしまう可能性があるので、加工する場合は注意が必要です。
真珠、琥珀、珊瑚、マラカイト、ラピスラズリ、オパール、トルコ石、ムーンストーンなどの硬度が低い石が傷つきやすいといえます。

崩れやすい石は?
強度が低くもろい石にも細心の注意が必要です。加工後は念のため、自分でも石の状態を確認することが大切です。
クンツァイト、ムーンストーン、トパーズ、エメラルド、オパールなどの、靭性が低い石が崩れやすい石といえます。

ダイヤモンドは大丈夫?
ダイヤモンドはこの世の中で一番硬い鉱物であるといわれますが、劈開という一定の方向に力が加わるような衝撃を与えると、割れてしまう性質があります。


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