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婚姻届の出し方【完全ガイド】いつ・どこに・だれが提出する?

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婚姻届の提出方法がわからずに困っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、提出時に必要となる書類や手続きの解説のほか、「どこに・いつ・誰が提出するのか」など、婚姻届の出し方にまつわるさまざまな事柄をご紹介します。

婚姻届の書き方について知りたい方、まだ書き終えていない方は、先にこちらの記事からご覧ください。
婚姻届の書き方【見本付き】見ながら書ける!
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目次
  1. 婚姻届を「出すとき」の必要書類と持ち物
    1. 婚姻届の用紙(記入済)
    2. 身分証明書
    3. 2人の印鑑(旧姓)
    4. 戸籍謄本 or 戸籍抄本
    5. 【コラム】戸籍謄本・戸籍抄本の入手方法
  2. 婚姻届はどこに・いつ・誰が提出する?
    1. 【どこに】役所であればどこでも問題なし
    2. 【いつ】夜間や休日でも大丈夫
    3. 【誰が】1人でも代理人でもOK
  3. 婚姻届を提出するまでの流れ
    1. 新居に引っ越してから入籍する2人
    2. 入籍してから新居に引っ越す2人
    3. 【コラム】「転出届」と「転入届」とは?
  4. 婚姻届提出後の手続き【一覧】
    1. 名義変更や住所変更の手続き
    2. 結婚後に退職する場合の手続き
  5. まとめ

1.婚姻届を「出すとき」の必要書類と持ち物

婚姻届を提出するときは、以下の物を持参しましょう。

婚姻届の用紙(記入済)

中身をしっかりと記入した婚姻届が必要です。内容に不備がないか、持っていく前に必ず確認しましょう。
※婚姻届の書き方について詳しく知りたい方は「失敗したくない人のための<見本付き>婚姻届の書き方ガイド」をご覧ください。

身分証明書

婚姻届の提出時には「本人を確認できる写真付きの書類」を提示しなければなりません。また、運転免許証やパスポートは有効期限内のものでなければならないので、事前に期限が切れていないか必ず確認しておきましょう。

以下の表は、身分証明書として使用できる証明書の例です。1枚で足りるものと、2枚以上提示しなければならないものがあります。
※2枚以上の提示が必要なものについて、「①+①」か「①+②」の組み合わせは認められていますが、「②+②」はNGなので注意しましょう。

身分証明書の種類
1枚の提示で足りるもの 2枚以上の提示が必要なもの
  1. ・運転免許証
  2. ・旅券(パスポート)
  3. ・マイナンバーカード
  4. ・写真付き住民基本台帳カード
  5. ・国または地方公共団体の機関が発行した身分証明書
  6. ・海技免状
  7. ・小型船舶操縦免許証
  8. ・電気工事士免状
  9. ・宅地建物取引主任者証
  10. ・教習資格認定証
  11. ・船員手帳
  12. ・戦傷病者手帳
  13. ・身体障害者手帳
  14. ・療育手帳
  15. ・在留カード
  16. ・特別永住者証明書

など

  1. ・写真が付いていない住民基本台帳カード
  2. ・国民健康保険証
  3. ・健康保険証
  4. ・船員保険証
  5. ・介護保険証
  6. ・共済組合員証
  7. ・国民年金手帳
  8. ・国民年金証書
  9. ・厚生年金証書
  10. ・船員保険証書
  11. ・共済年金証書

など

    1. ・写真付きの学生証
    2. ・写真付きの法人の身分証明書
    3. ・国または地方公共団体が発行した写真付きの資格証明書
    4. ・預金通帳
    5. ・キャッシュカード
    6. ・クレジットカード
    7. ・3カ月以内の公共料金領収書

など

2人の印鑑(旧姓)

印鑑は必ず持っていかなければならないものではありませんが、役所の窓口で訂正を求められたとき、その場で訂正できるので持っていったほうが安心です。婚姻届を書くときに使った印鑑を持っていきましょう。

籍謄本 or 戸籍抄本

本籍のない市区町村の役所で婚姻届を提出する場合は、戸籍の情報を証明する「戸籍謄本」か「戸籍抄本」が必要になります。つまり、本籍がある市区町村の役所に提出するときは必要ありません。

戸籍謄本が必要かどうかは、以下を参考に確認しましょう。

・婚姻届を提出する役所が、彼の本籍がある市区町村なら?
→彼の戸籍謄本は必要なし・彼女の戸籍謄本は必要・婚姻届を提出する役所が、彼女の本籍がある市区町村なら?
→彼の戸籍謄本は必要・彼女の戸籍謄本は必要なし

・婚姻届を提出する役所が、彼と彼女どちらの本籍地でもない市区町村なら?
→彼と彼女の戸籍謄本が必要

・婚姻届を提出する役所が、彼と彼女の本籍がある市区町村なら?
→彼も彼女も戸籍謄本は必要なし

ちなみに、戸籍謄本は戸籍の原本の内容をすべて写したもので、戸籍抄本は原本の一部の内容を写したものです。いずれかを指定している役所もあるので、どちらを提出するかは役所に問い合わせるとよいでしょう。

【コラム】戸籍謄本・戸籍抄本の入手方法

戸籍謄本や戸籍抄本は、戸籍がある本籍地の役所でしか入手できません。現在住んでいる市区町村の役所(本籍地の役所と異なる役所)では取得できないので注意しましょう。
戸籍謄本や戸籍謄本は、以下に示す2パターンのいずれかの方法で手に入れることができます。

パターン1:本人が役所の窓口で直接取得する

役所で入手する場合は下記が必要になります。

・身分証明書 ※表「身分証明書の種類」と同様です。
・本人の印鑑
・手数料450円

本籍地が遠くにある場合は役所まで行くのが面倒かもしれませんが、その場で入手できる点はメリットです。

パターン2:郵送で取り寄せる

郵送で取得する場合は、本籍地の市区町村の戸籍係など戸籍を扱う部署に宛て、下記を封筒に入れて送ると、戸籍謄本を送り返してもらえます。

・身分証明書のコピー ※表「身分証明書の種類」と同様です。
・請求用紙(役所で直接入手/役所のHPからダウンロードしたもの)
・自分の宛名を書き切手を貼った返信用封筒
・郵便定額小為替(手数料の450円分)

役所まで足を運ぶ必要はありませんが、手元に届くまで2週間程度かかるので、婚姻届の提出日が決まっている場合は計画的に手配しましょう。

2.婚姻届はどこに・いつ・誰が提出する?

ここでは婚姻届の出し方について、「どこに」「いつ」「誰が」に分けてご説明します。

【どこに】役所であればどこでも問題なし

役所(市役所、区役所、町村役場、出張所など)であれば、住所地でも新本籍地でも、どこでも構いません。

ただし、婚姻届を出すときの必要書類である「戸籍謄本 or 戸籍抄本」を用意する手間を少しでも省きたい方には、以下のいずれかの役所をおすすめします。

・彼の本籍地か所在地(住所地)
→彼の戸籍謄本を用意する必要がない。・彼女の本籍地か所在地(住所地)
→彼女の戸籍謄本を用意する必要がない。

また、所在地には「一時的な滞在場所」も含まれるので、旅行先や挙式会場のリゾート地の役所で婚姻届を提出することもできます。ただし、この場合は2人の戸籍謄本が必要になるので手間はかかります。

【いつ】夜間や休日でも大丈夫

多くの役所では、365日・24時間、婚姻届を受け付けています。
夜間や休日には戸籍を扱う部署が閉まっていることもありますが、時間外窓口に提出できます。そのタイミングでは受理されませんが、提出日が入籍日になるので心配ありません。

注意したいのは出張所に提出する場合。時間外に受け付けていないケースもあるので、不安な人は提出先として考えている役所に問い合わせてみるとよいでしょう。

【誰が】1人でも代理人でもOK

2人で届けに行くのはもちろん大丈夫ですし、彼か彼女のいずれかが提出しても問題ありません。身分証明書を忘れずに持参しましょう。

また、婚姻届を提出するだけなら家族や友人などの「代理人」に提出してもらうこともできます。このとき委任状は必要ありませんが、代理人の身分証明書が必要になるので、必ず持参してもらってください。
代理人に提出してもらう場合、実際に記入した2人の身分証明書は不要です。

3.婚姻届を提出するまでの流れ

ここでは「新居に引っ越してから入籍する」場合と、「入籍してから新居に引っ越す」場合に分けて、婚姻届までに必要な手続きなどを簡易的にまとめてみました。
必ずしもこの手順を踏む必要はないので、参考までにご覧ください。

新居に引っ越してから入籍する2人

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入籍してから新居に引っ越す2人

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【コラム】「転出届」と「転入届」とは?

「転出届」と「転入届」は引っ越しで必要になる手続きのこと。「住民票を移す」という言い方をよくしますが、それはこのことです。
転出届も転入届も、手続きには本人を確認する「身分証明書」と「印鑑」が必要になるので、忘れずに持参しましょう。

・転出届とは?

引っ越す前と後で、住んでいる市区町村が変わる場合に必要となる手続きです。引っ越しをする前の市区町村の役所で手続きをします。届け出は、引っ越しをする前後14日間以内にしなければなりません。
後に引越し先で転入届を提出することになりますが、そこでは転出届の提出時に発行される「転出証明書」が必要になります。

・転入届とは?

転出届と同じく、引っ越す前と後で、住んでいる市区町村が変わる場合に必要な手続きです。引っ越した後の市区町村の役所で手続きをします。
届け出の期間は引っ越してから14日以内ですが、「転出証明書」が必要なので、転出届は早めに済ませておいたほうがよいでしょう。
また、国民年金や国民健康保険に加入している場合は「年金手帳」や「被保険者証」も必要になります。

4.婚姻届提出後の手続き【一覧】

最後に、婚姻届を提出して入籍したあとに待っている手続きを、一覧表で簡単にご紹介します。
婚姻届の提出方法とは直接関係ありませんが、利用/加入していれば必要になる手続きなので、今のうちに確認しておきましょう。

名義変更や住所変更の手続き

運転免許証 身分証明書にもなる大事なものなのですぐに手続きを。
自動車登録 ディーラーに相談してみることをおすすめします。
銀行
信用金庫
ゆうちょ銀行
カードの引き落とし日などを考えて変更しましょう。
クレジットカード
生命保険
損害保険
加入していた人は名義変更を。
加入していない場合は2人で話し合ってみましょう。
携帯電話
インターネット
利用している会社に手続の方法を確認しましょう。

結婚後に退職する場合の手続き

公的年金 扶養者が会社員なら第3号被保険者に。
扶養者が自営業なら第1号被保険者に。
健康保険 扶養者が会社員なら勤務先の社会保険に。
扶養者が自営業なら役所で国民健康保険の加入手続きを。
雇用保険 再就職の意思がある場合は現住所管轄内のハローワークへ。
確定申告 年度の途中で退職した場合は、翌年の申告時期に税務署で手続きを。

このほかにも、長めの新婚旅行をするなら会社への休暇取得の申請、NHKへの変更届などを行う必要もあります。2人で協力できる部分は協力しながら、手続きを進めましょう。

5.まとめ

婚姻届は「出せばいい」というものではなく、提出前にも多くの準備や手続きが必要になるので、計画的に進めることをおすすめします。
入籍したい日が決まっている場合は、なおさら余裕をもった準備をこころがけましょう。

これで、婚姻届の出し方もバッチリです。
もしも、書き方に不安が残る場合は、ぜひこちらの記事を見直してみてください。
婚姻届の書き方【見本付き】見ながら書ける!



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